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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第61話 小猫達の命を懸けた覚悟!激戦の終わり!
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バリーが何かもじゃもじゃした物を取り出した。あれは確かグリンパーチが使っていた通信機のようなものか?
「!?ッ……なるほどな。ボギー、スープは手に入ったようだ、アルファロ様が手に入れたとユーから連絡があった」
「アルファロ様が!?まさかあのお方がここに来ているなんて……」
「ああ。だが悪い知らせもある、あの節乃もここに来ているらしい」
「美食人間国宝の!?そりゃヤベイじゃねえか!?」
「節乃がいるならトミー様もヤバイぜ、ここはパラサイトエンペラーに任せてズラかるとしようぜ!」
あいつらは何を話しているんだ……?万全の状態ならまだしも今は意識を辛うじて保っている状態だ、流石に聞こえないぞ。
「おらァッ!」
ボギーは腕を伸ばしてトミーロッドを拾うとバリーと共に逃げていった。
マズイ、奴らがスープを取りに行ったのならリアスさん達が危ない!でも俺は動けないし鉄平はあの化け物を相手しているしどうすればいいんだ……!
「シュラアアアアッ!!」
その時だった、壁をぶち壊していくつもの頭を持った不気味な生物が現れたんだ。でもそのデカさはハンパじゃない、パラサイトエンペラーよりデカイじゃないか!?
「来たな、かつてこの氷の大陸の支配者だった生物『ヘルボロス』。100年ぶりの空気は美味いかい?」
ヘルボロスだって?こいつがこのアイスヘルの生態系のトップなのか!?確かにそれを納得させる威圧感を放ってやがる。でも今までこんな奴がいるなんて聞いたことが無いぞ?
「シュラアアアアアア!」
「ブギャアアアアアア!」
大きな獲物を見つけたヘルボロスはパラサイトエンペラーに襲い掛かった。パラサイトエンペラーも怯むことなくヘルボロスに向かっていった。
な、なんて戦いだ……まるで映画で見た大怪獣バトルそのものだな……
「ようイッセー。大丈夫か?」
「鉄平、アンタは大丈夫なのか?」
「奴がヘルボロスに気を取られたから難なくここまで来られたぜ」
パラサイトエンペラーがヘルボロスに向かったため、フリーになった鉄平が俺の側に来ていたようだ。
「しかし凄い生物だな。アイスヘルにあんな生物がいたなんて知らなかったぞ」
「あいつはかつてこのアイスヘルを支配していた生物さ。酔ったジジイがノッキングしたことで長い間氷漬けになっていたんだ」
「ジジイって次郎さんの事だよな?まさか彼が関わっていたとは……うん?なら何でノッキングされていたアイツが復活したんだ?」
「俺が復活させた」
「えっ?あんな危険そうな生物をか!?」
呑気そうにそう言った鉄平に俺は思わず驚いてしまった。
「ああ、取り合えずノッキ
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