本編
本編1
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た。
「警察の人もたくさんいるし、大丈夫だよ。心配しないで」
「……わかった。がんばってな」
アオイに心配をかけるのは申し訳ないと、私はなるべく明るい声でお礼を言った。
でも……もし、あれが本当に本物なら、『あなたの心』っていうのは、そのままの意味ではないと考えるのが妥当なんだろう。もしかしたら私自身が、怪盗キッドが狙う宝石か何かを持っているのかもしれない。
だけど……私は高価そうなものは何一つ持っていないし、家の中でもそんなものは見たことがない。警察の人も、お母さんもお父さんも、なぜかそのことについてはなにも触れなかった。
「あ、そうだ。ツグミ」
予告状について考えを巡らせていると、アオイは思い出したように私の名前を呼んだ。
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