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戦国異伝供書
第六十五話 伊賀者その十
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ます」
「大事にせよ、人はじゃ」
 まさにというのだ。
「お主にとって最大の宝となる」
「だからこそ」
「金銀や武具や書よりもな」
「人はですな」
「宝じゃ」
 それだというのだ。
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