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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第5話 巻き込まれた学友
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「ウーノ………?」
「ウーノ姉だ………」
「何で………」
「ウーノ姉ー!!!」

驚く3人とは違い1人だけ手をふるウェンディ。
そんな空気が読めないウェンディについでに驚いた明人だったが、隣の植川が珍しく真面目な顔で上空を飛んでいる女性を見ていたので、我に返り、植川に声を掛けた。

「どうした植川?」
「………どうやったら空飛べるんだろう………」
「………」

もはや突っ込む気力も無くなった明人だった。

「私はウーノではありません、イクトと言います。それより何故こんな管理外世界に………まさかスカリエッティも………!!」
「………残念ながらドクターは別だ。私達は居候しながら学校に通っている」
「学校………?まさか戦闘機人のお前達が?」
「戦闘機人だから何スか!!常識を知らないで本当の戦闘機人を名乗れるんスか!!」
「ちょっとウェンディ………」

「戦闘機人………?」

会話を聞いていた明人と植川が怪訝な顔で話を聞いていた。
そして1番気になった言葉をつい漏らしてしてしまった。

「そうか、そこの人間は何も知らないのだな。彼女達、いや私も含めてだが私達は人間ではない」
「人間では………無い………?」
「そう私達は「やめろ!!!」………私達はそれぞれのドクターにより、造られた人間、言葉を変えれば人造人間。正しく言えば体の至るところに機械を埋め込んだ戦闘を目的に造られた戦闘機人なのです」

その言葉を聞いたフェリア達4人が何も言えず俯いてしまう。

「そうか………」
「………」

明人はそう呟き、植川は俯いたまま反応が無い。

「さて、余計な話をしてしまいました。済まないが口止めとしてここにいる全員には死んでもらいましょう」

そう言って両腕にブレードを展開するイクト。

「エネルギーブレード!?」
「それだけでは無いですよ」

そう言うと今度はイクトの周辺に丸いスフィアが大量に展開される。

「これは魔力!?」
「私のドクターは優秀ですので。今の戦闘機人はISだけでは無いのですよ。………スフィアレイ、全てを貫きなさい」

そう言うとフェリア達に向かっていく大量のスフィア。

「くっ、ISランブルデトネイター!!」

いち早く先頭に立ったフェリアは懐のポケットに入れていたコインを空中にばらまき、一斉に爆発させた。

「セイン、ウェンディ2人を安全な場所に!!ノーヴェは2人が逃げるのに殿を!!アイツは………私が!!」
「フェリア姉!?」
「1人じゃ無理っスよ!!」
「どっちにしてもセインとウェンディは邪魔だ!!私はエアライナーを展開して援護出来る。さっさと2人を!!」

そうノーヴェに言われて、渋々セインとウェンディは明人と植川を連れ、逃げ出
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