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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第5話 巻き込まれた学友
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を頼むぞ。あれ一体だけとは限らないからな」
「うん分かってる」


「ねえノーヴェちゃん、これはどういう事?」
「何があったんだよ!?」
「ごめん、安全になったらしっかり説明するから………」
「だけどさ………」
「ごめんっス明人先輩。今のんびりお話し出来る状況でも無いんスよ」

さっきとは違い真面目な顔なウェンディの顔を見て、渋々明人も黙ったのだった。







「行くぞラグナル」
『マスター、ブラックサレナじゃなくて良いんですか?』
「バルトマンの時の戦いを見られてる以上、気にする必要は無いのかもしれないが、今までバレていない所をみると広がってないみたいだからな。こんな感じでブラックサレナが出回っている以上、あまりなるのは得策じゃない」
『なるほど………』
「おしゃべりは後だ!!来るぞ!!」

桐谷に怒鳴られ、零治はブラックサレナの方を確認する。
素直に真っ直ぐ向かってくるブラックサレナに2人は左右に散開し直ぐに挟み撃ちするように向かっていった。

「ハンドガン展開」
「くっ!?」
「何!?」

しかし魔力刃だった両腕が銃に変わり、そこから魔力弾が連射される。

『マスター!!この魔力弾、殺傷設定になってます!!』
「なるほど、殺す気で来ているって事か………だが問題はないだろう」

桐谷は冷静に向かってくる魔力弾を相殺しながら言う。

「そ、桐谷の言う通り。当たらなければ問題ない」

零治は向かってくる魔力弾をサイドステップで躱し続ける。

「武装変更………デュアルレールガン展開」

ブラックサレナの両腰にレールガンが展開された。

「どこまでも俺と同じか………」
「だがそれなら………!!」

そう力強く呟いた桐谷はブラックサレナに向かって駆け出した。

「桐谷!!」
「零治と同じならレプリカ如きに負けはしない!!………地斬疾空刀!!」

右腕のブレードを展開し、相手のレールガンを紙一重で躱しながらも下から斬り上げた斬撃を与えた。

「どうだ!!」
「フィールド展開………損害ゼロ」
「なっ!?」

驚きに動きが止まった桐谷にレールガンが直撃する。

『バリアフィールド』
「助かったセレン!」

咄嗟に左腕でガードしたお陰でバリアフィールドに救われた桐谷。

「今度は俺が!!」

桐谷の後ろから刀を鞘に納めたままブラックサレナに突っ込む零治。

「蹴りの乱舞!!」
『四葬天幻!!』

ブラックサレナの周囲を回るように連続で蹴りを繰り出す零治。
フィールドは展開せず、自身の装甲ですべて受けた。

「フィールドが発動しない!?………もしかして零治の物とは違い、ロングレンジの魔法しか防げないのか?………なら!
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