暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第60話 野生の勝負!トミーロッド、本気の強さ!!
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の極みとなった一撃を喰らわせて吹っ飛ばしました。
「皆、その痣はまさか豪水を……!?」
私達の痣を見た先輩は絶句していました。やはり先輩なら豪水の事を知っているでしょうね。
「先輩、ごめんなさい。勝手なことをした私達を許してください」
「僕達じゃ足手まといにしかならないけど、今の状態なら隙を作るくらいならできるかもしれない」
「だから後はお願いしますわ……」
私達はイッセー先輩にそう言うと先輩は歯を食いしばって立ち上がります。その目には涙が溢れています。
「バカ野郎どもが……!」
きっと今すぐにでも私達を怒りたいはず……いやそれよりも豪水を飲んだ私達を助けたいと先輩なら思っているはずです。
でもそれはできません、何故ならトミーロッドを倒さなくては私達は全員殺されてしまうからです。先輩もそれを分かっているから手から血が出る程握りしめています。
「馬鹿な奴らだ、豪水を飲むなんてね。もって後数分の命かな?自分で命を捨てるなんて愚かにもほどが……」
「止めろ」
立ち上がったトミーロッドは私達を見てあざ笑いますが先輩が話を遮断します。
「バカなのは俺だ、そいつらにそんな選択をさせてしまった……こんなバカな俺が憎い!」
先輩は雄たけびを上げるとトミーロッドに向かっていきました。
「うおォォォォォォッ!!」
私達もそれに続きます。泣いても笑ってもこれが最終決戦です、たとえ死ぬことになっても勝って見せます!
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