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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第60話 野生の勝負!トミーロッド、本気の強さ!!
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た。
「ぐぅッ!?」
一瞬で先輩の方の肉をはぎ取ると見せつけるようにそれを吐き出しました。
「なんて早さだ、姿がいくつにも重なって見えるなんて!」
「それにあの牙も厄介ですわ。イッセー君の鍛え上げた肉体をいとも簡単に食い千切ってしまった、もし急所に噛みつかれたら一巻の終わりですわね……」
祐斗先輩と朱乃先輩はトミーロッドの実力や隠されていた武器に驚いています。勿論私も驚いています、美食會の副料理長の強さがここまであったなんて……
「ナイフ!」
左腕から放たれたナイフをトミーロッドは軽々と回避します。そして先輩の脇腹の肉を噛み千切ると血を舐めとりながら先輩を挑発しました。
「どうしたんだい?さっきから左腕でしか攻撃してこないけどもしかして右腕は使えなくなっちゃったのかな?」
「……」
トミーロッドの問いに先輩は何も答えずにフライングナイフを放ちました。でもそれも簡単にかわされてしまいます。
「イッセー先輩、さっきブーステッド・釘パンチを右腕で使ったから右腕が使えなくなっちゃっています!」
「拙いね、トミーロッド程の強者を相手するのに片腕だけじゃ不利すぎるよ……!」
トミーロッドは余裕そうに攻撃を回避して地面に着地します。でも一瞬だけ表情を歪めて動きが鈍くなりました。
イッセー先輩はその隙をついてトミーロッドに向かっていきます。動けないのかトミーロッドは攻撃して迎撃しますが先輩はその攻撃を肩でいなしてカウンターのストレートを奴に顔面に打ち込みました。
グラリと仰け反ったトミーロッド、そこに追撃として鋭いフックが脇腹に突き刺さりました。トミーロッドは顔を苦痛で歪めながらも後退して体制を整えます。
「トミーロッドの足が震えている!?」
膝がガクガクと震えており明らかに攻撃が効いています。でもさっきまでは余裕そうだったのに一体どうしたのでしょうか?
更にイッセー先輩の攻撃は続いていきます。先程繰り出した高速ジャブでトミーロッドの顔を何度も殴り腹に抉りこむような一撃を与えました。そのまま追撃しようと奴の顔を殴りますがトミーロッドは回転して攻撃の威力を分散します。
「どうした、お前も動きがおかしいぞ?」
「油断しただけさ」
トミーロッドはそう言いますが明らかに動きに切れがなくなっています。一体どうしたんでしょうか?
「分かったぞ!トミーロッドはさっき受けたブーステッド・釘パンチの影響が身体に出ているんだ!一龍さんからも当たれば各上にすら大きなダメージを与えると言われたあの技……まともに受けてノーダメージなんてあり得ないよ!」
祐斗先輩の言葉に私もそうだと納
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