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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十四話〜小さな少女と弓兵
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ィヴィオのお願いやから?」
「にしては展開が早すぎないか?」
「さ〜あて、なんのことやろな〜」
「はやて〜もう戻ろうぜ〜」
「そうやな。部屋に戻ってアイス食べよか」
「よっしゃー!」
「あ、そこの四人、今日からヴィヴィオと寝てあげること。これは部隊長命令やで!」
「主、それは職権乱用では……」
「それじゃな〜」
三人は帰っていった。
「これでみんないっしょ!」
呆然とする大人三人。嬉しそうな子供一人。まあいいか、みたいな顔してる大人一人。という状況だ。
「まあベッドが丁度三人用と二人用だ。男女でわかれて寝るとしよう」
「そ、そうだね!士郎の言うとおりだよ!」
動揺しているフェイトちゃん。まあそうだろうな………
が、そんな平穏な望みをぶち壊す子供一人。
「いっしょ……」
ヴィヴィオは士郎君と私の服の袖をつかんでいた。
「ヴィヴィオ、あのな……」
「ダメなの……?」
泣きそうな顔。それを見た士郎君は
(どうする?)
(わ、私は構わないけど……ほら)
私の目線の先には顔から湯気が出ているフェイトちゃん。
「ヴぃ、ヴぃヴぃヴぃヴぃ、ヴぃヴィヴィオ。そ、それはよくないんじゃないかな?」
「……なんで?」
ああ、半泣きだ……。
「まあいいじゃねえか、ヴィヴィオはこの二人と寝たいんだろ?」
「……うん」
「お兄さんがこのお姉さんを説得するから、二人と寝な」
「ありがとう、おにいさん」
「ちょ、ちょちょちょっとランス!」
「こんなに喜んでるのに水を差せるか?」
「う………」
フェイトちゃんも折れたみたい。
そして、
「すぅ、すぅ」
「もう寝ちゃった………」
「今日はずっと遊んでいたからな。疲れたのだろう」
「……………」
ヴィヴィオを間にはさめば大丈夫だとか思ったけどや、やっぱり緊張する………。
でも隣は……
「ラ、ランス端っこ行って!私も行くから!」
「いや、落ちたらあぶねえだろ……」
「平気!落ちないよ!」
ああ、明日はどうなってるだろうね、フェイトちゃん……。
(なのは、フェイトは何であんなに端に行きたがるのだ?ある程度離れれば十分では……)
(あー、フェイトちゃんね、寝相が悪いの)
(寝相が?)
(うん。この間は朝起きたら覆いかぶさられてたよ)
(それでか………)
とにかく、私も寝よう。目をつぶっていれば寝られる……はずだ。
side 士郎
全く、なんでこんなことになっている……
確かにイリヤや桜などは人の布団に侵入してきたが、それとは
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