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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十四話〜小さな少女と弓兵
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「ただいま〜」
「戻ったか、二人とも」
「あっ!」


私に気づいたヴィヴィオがこっちに走ってきた。そのまま抱きついてくる。


「ヴィヴィオ、いい子にしてた?」
「うん!おにいさんとあそんでた」
「そっか、ありがとね、士郎君………!?」
「ん?どうした?」
「え、え、え、ええー!!!!!」



なななななななななんで士郎君が私の部屋に!?


「なんだなんだ?」
「今の叫び声って……」
「なのはさんだよね?」
「なのはちゃん?どないしたん?」
「エリオ君、大丈夫?」
「あ、ありがとキャロ……うっぷ!」



そしてなぜかみんなが私のところに集まっていた。


「どうしたんだよ、嬢ちゃん」
「し、士郎君が」
「その件に関しては私が説明する」



で、聞いた話は………


「そういうことだったんですか〜」
「ま、解決したわけだし、私たちは戻りましょう、スバル」
「エリオ君、部屋まで送るよ……」
「あ、ありがとうキャロ……」


フォワード陣は帰っていった。そのあと、フェイトちゃんが士郎君に質問する。


「ね、ねえ士郎。エリオは何があったの?」
「ただの食べすぎだ」
「そ、そうなんだ……」
「なんにせよ、これで一件落着だ。お休み、ヴィヴィオ」



ヴィヴィオの頭を撫でて帰ろうとする士郎君。その袖をヴィヴィオが掴んでいた。


「いっちゃうの……?」
「お兄さんも寝るからね」
「いっしょにねてくれないの……?」


泣きそうになるヴィヴィオ。でも、


「なのはさんが一緒に寝てくれるから、な。ヴィヴィオ」
「いや!みんないっしょ!」


そしてなぜかランス君の袖もつかむ。


「なんで俺も?」
「みんないっしょがいい……」


ほぼ泣きかけているヴィヴィオに駄目、といえない私たち。そんな中、口を開いたのは未だ帰っていなかったはやてちゃんだった。


「安心していいよ、ヴィヴィオ。お姉ちゃんがみんなで寝られるようにしてあげるからな」
「……ほんと?」
「ほんとや!指切りするか?」
「……うん!」


指切りをするはやてちゃんとヴィヴィオ。微笑ましい光景ではあるのだが……


「何を出鱈目なことを言っているのだ君は……」
「出鱈目やないで!」


その時だった。
ベットを抱えたシグナムさんとヴィータちゃんが入ってきたのは。


「はやて〜これどこ置くんだ?」
「ベットにくっつけておいてや。入口はふさがん様にな」
「おうよ!」
「……これは一体どういうことだ?」


士郎君がはやてちゃんに問う。


「同居の準備?」
「なぜ!?」
「ヴ
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