暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十四話〜小さな少女と弓兵
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
父親なんやで?」
「はやて!余計なことを言うな!」
「お、照れ隠しか」
「まあまあ皆さんその辺で……」
私の一言で静まる。
「ともかく、ランスはもう少し静かにせえ。あんまうるさいと……使うで?」
「令呪を盾にするか……へ〜い、静かにしますよ」
「で、今回の話は昨日の動きの事、機動六課設立の裏表、それから………今後の話や」
まずはクロノ提督が話をする。
「六課設立の表向きの理由は、ロストロギア、レリックの対策と独立性の高い少数部隊の実験例。後見人は僕と騎士カリム、そして僕とフェイトの母親で上官のリンディ・ハラオウンだ。さらに、非公式ではあるが彼の三提督も設立を認め、協力を約束してくれている」
「その理由は私の
稀少能力
(
レアスキル
)
と関係があります。『プロフェーティン・シュリフテン』………これは、最短で半年、最長で数年先の未来を詩文形式で書きだす能力です。二つの月の魔力がそろわなければならないのでページは年に一度しか作成できません」
三人にページを見せる。
「予言の中身も、古代ベルカ語で書かれた、解釈によって意味が変わる難解な文章。世界に起きることをランダムに書き出すだけで、解釈ミスも含めれば、割とよく当たる占い、程度です。まああまり便利な能力ではないんですが………」
「この予言は聖王教会はもちろん、次元航行部隊のトップも目を通す。信用するかどうかは別にしてな」
「地上部隊はこの予言がお嫌いなんやけどな。実質のトップがこの手のレアスキルとかお嫌いやからなぁ」
「レジアス・ゲイズ中将、だね」
「ああ、あのおっさんか」
「「「「「おっさん………」」」」」
はやてから聞いてはいたけど、本当に士郎さんとは全然違う方ね……
「ま、まあそれは置いておいて、数年前からこの予言にある事件が書き出されているんだ」
「古の結晶と無限の欲望が集い交わる地、死せる王の元、聖地より彼の翼がよみがえる。死者たちが踊り中つ大地の法の塔はむなしく焼け落ち、数多の海を守る法の船も砕け落ちる」
「それって……」
「まさか……」
彼女たちの予想はあたっているだろう。
「ロストロギアから始まる、管理局地上本部の壊滅と……管理局システムの、崩壊」
side 士郎
「おかわり〜」
「ほら、まだまだあるからな、たくさん食べていいぞ」
「わ〜い!」
「あたしもいただきま〜す!!」
「じゃあ、僕も……」
どうしてこうなった………
……………………………………………………
ヴィヴィオを連れ、食堂に来たところまではよかった。が、今日のメニューはあまり子供が食べられそうなものがなかったので、おばちゃん達にヴ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ