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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十四話〜小さな少女と弓兵
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郎も、だったね……」
「え!?そうだったの!?」


驚いてこっちに詰め寄るなのは。


「ヴィヴィオにすごく悪いコトしちゃったな〜」
「いや、もうええで。士郎にはあとで話す。ここで士郎までいなくなる言うたらヴィヴィオが泣き止まなくなっちゃうよ」


ちょうどランスも着替えて戻ってきた。


「あれ?あいつどこいった?」
「士郎ならヴィヴィオと食堂にいったよ」
「あいつがガキのお守りか……」


何だろうあの含み笑いは………


「さてと、人がそろったところで行くで」
「そうだね」
「うん」
「は?行くってどこによ?」
「聖王教会」
「なんで?」
「大事な話があるからや」
「そうか、行ってらっしゃい」
「何言うてるんや?アンタも行くんやで、ランス」
「………まじ?」
「「「マジ」」」
「はぁ………へいへい、おともしますよ」



……………………………………………………


「ごめんね、待たせちゃって」
「いやいや、えーもん見せてもろうたからいいで」
「にゃはは………」
「それにしても、あの子どないしよか。教会に預ける?」


はやての問いに、


「もう少しだけ、私が話をするよ。ヴィヴィオは今、頼れる人がいなくて不安なはずだから………」


そう、なのはは答えた。



side カリム



はやてを先頭に、今回来たのは3人。


「高町なのは一等空尉であります」
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」
「衛宮ランス三等空尉だ。よろしくな、ねーちゃん」
「ようこそ。聖王教会騎士、カリム・グラシアです。………あら?士郎さんはいらっしゃらないの?」
「あ〜、士郎は今ちょっと……」
「そう……」


前回は機会がなかったからお茶を入れる腕を見せてもらおうと思ってたんだけど……
これないなら仕方がない。まずは3人を席に案内する。


「おかけになって」
「おう」
「失礼いたします」
「クロノ提督、少しお久しぶりです」
「ああ。フェイト執務官」
「ふふふ、お二人とも、そんなに固くならないで。私たちは個人的にも友人ですから、いつも通りで構いませんよ」
「約1名、いつも通りすぎるんがおるけどな……」
「まあ、騎士カリムがそう仰せだ。いつも通りで平気だぞ」
「じゃあ、久しぶり。クロノ君」
「お兄ちゃん、元気にしてた?」
「なっ、それはよせって言ってるだろ?お互いもういい年なんだし」
「年齢は関係ないよ、お兄ちゃん」
「うっ………」
「おやおや?お兄ちゃんと呼ばれただけで照れるとはねぇ………兄妹って似てるもんなのな」
「ランス、からかうのはやめとき。クロノ君はこの若さで提督なうえ、二児の
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