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伝説となった狩人達
二十四人目
l'M STILL' ALIVE & WELL
終話

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鋼龍の圧倒的な強さに、大将は圧され出す…







そんな時…



黒い綺麗な体で、真っ白な長い髪を靡かせ…



あの女が加勢した。







この女が持つ双剣の…

本当の意味はね…





愛する人の代わりに死ぬ事。







だからさ…



大将といる時はいつも、あの双影剣なのね…









見る見る刻まれ…



綺麗な体は細切れになり…



それでも手はまだ…

乱舞してるのよ…





死んでもなお、振り続ける手を優しく止め…



大将は悟る。















お前はまだ生きろ。



俺達は先にいくからよ…

後は頼んだぜ?

















な…何言ってんだよ…



おい…おいぃ!













ヒュンッ









大将はあの子が動かないように、足を斬ってね。















俺達を…忘れるなよ?















雪が舞う白い煙りの中に、消えてった…











後世に伝えるなら、もっとかっこいい話があるだろうと…





有名になるのを頑なに嫌がる狩人が、世の中にはいるわ。









彼の心には…



友の…あの大将と女の事は深く刻まれ…





もう忘れる事はないでしょう…











ほんと…狩人っていうのはさ…



自分の友に忘れられない方が、有名になるより大事なのよ。









俺はまだここにいて…



元気に生きてるぜ?





ってさ…






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