暁 〜小説投稿サイト〜
テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第十九話
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
たんだが…納得出来た。いくら他の木刀より強度が高いとはいえ、今のお前の技や動きの負荷には耐えられんだろう。だが、世界樹から創られているのなら、それ程の強度があってもおかしくはないだろう」


「…そうだったんだ…」


クラトス師匠の説明を聞いてその木刀を見る。確かに『これ結構使ってるけどどうして折れないんだろ』とか気になってたけど……世界樹から創られてたのか……。

…何でそんなの、僕持ってたんだろ…?


「……衛司」


そう考え込んでいると、クラトス師匠に名前を呼ばれ見ると、クラトス師匠はいまだ真剣な表情で此方を見ていた。


「…今回の事に関して、私はお前の事は深くは聞かん。だが……困った時や、一人で考え込みそうになった時は相談くらい聞いてやろう。あまり、一人で考え込むな」


「…はい。ありがとうございます」


言った後、小さく笑って見せたクラトス師匠に、僕は小さく頷いて礼を言った。
一人で考え込むな…か……。そう…だよね。僕は……一人じゃないだ。


クラトス師匠の言葉で、改めて……僕は仲間がいる有り難みを知った。






[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ