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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第十九話
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たんだが…納得出来た。いくら他の木刀より強度が高いとはいえ、今のお前の技や動きの負荷には耐えられんだろう。だが、世界樹から創られているのなら、それ程の強度があってもおかしくはないだろう」
「…そうだったんだ…」
クラトス師匠の説明を聞いてその木刀を見る。確かに『これ結構使ってるけどどうして折れないんだろ』とか気になってたけど……世界樹から創られてたのか……。
…何でそんなの、僕持ってたんだろ…?
「……衛司」
そう考え込んでいると、クラトス師匠に名前を呼ばれ見ると、クラトス師匠はいまだ真剣な表情で此方を見ていた。
「…今回の事に関して、私はお前の事は深くは聞かん。だが……困った時や、一人で考え込みそうになった時は相談くらい聞いてやろう。あまり、一人で考え込むな」
「…はい。ありがとうございます」
言った後、小さく笑って見せたクラトス師匠に、僕は小さく頷いて礼を言った。
一人で考え込むな…か……。そう…だよね。僕は……一人じゃないだ。
クラトス師匠の言葉で、改めて……僕は仲間がいる有り難みを知った。
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