第52話
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、竜巻を発生させる魔術も扱えるとの事です。」
「なんじゃと!?」
「”槍の聖女”は絶技で一瞬で無力化し、あの”神速”を含めた”鉄機隊”全員は剣の一振りで…………」
「しかも雷や竜巻を発生させる相当高度な魔術まで扱えるとか、一体何者なのよ、その剣士は。」
「あ、”嵐の剣神”の話はあたしも話には聞いてはいたけど、まさかそこまで化物じみた奴だったとはね…………」
「ハッハッハッ。さすがはセリカさん。早速ゼムリア大陸でも伝説を作っていたみたいだね。」
「つーか、どう考えてもマジモンの”チート存在”だろ、そのセリカって野郎は。」
「で、そんなチート剣技を扱える女神を仲間にしたって事だね、リィン君は。」
「しかも魔神化したあのマクバーンの”本気の焔”すらも受け止められる程の大結界をあんな短時間の詠唱で展開できるのだから、術者としても間違いなく婆様すらも軽く超えているでしょうね。…………まあ、”女神”なのだから、むしろそれが”当然”なのでしょうけど。」
苦笑しながら答えたトマスの情報にアリサ達がそれぞれ血相を変えている中ローゼリアは驚きの声を上げ、ラウラは驚きの表情で呟き、セリーヌは目を細め、サラは表情を引き攣らせ、オリヴァルト皇子は暢気に笑い、クロウとアンゼリカは疲れた表情で呟き、クロチルダは苦笑しながらアイドスの戦力を推測していた。
「うふふ、これで理解できたでしょう?リィンお兄さんがメンフィルは友好を結ぶのが非常に厳しい二柱もの相手――――――”魔神と女神”と契約したお陰で、”シュバルツァー家”が公爵家になることも。」
「確かにそんな”一人で戦況すらも変える事ができる戦略級の存在”をリィンが二人も仲間にしたんだから、エレボニアを圧倒しているメンフィルでも高評価されて当然だろうね。」
「…………それにしても幾らアンタにとっての”十八番”の勝負で負けたとはいえ、素直に自分よりも圧倒的に格下の存在であるリィンに従っていられるわよね?”七大罪の魔王の一柱”としての”プライド”とかなかった訳?」
「セ、セリーヌ。」
レンの問いかけにフィーは真剣な表情で呟き、目を細めてベルフェゴールに指摘するセリーヌの言葉にエマは冷や汗をかいた。
「うふふ、そういうのはその言葉通り”傲慢”の”特権”だから私には関係のない話よ。それにご主人様が”性魔術”で私を満足させた所か、屈伏させたことに驚くと共に直感で感じたのよ―――ご主人様は私にとって今後一生出会う事がほぼ不可能のはずだった”最高のセックスパートナー”だってね♪だから、そんな最高のセックスパートナーを逃がさない為にもご主人様と”契約”した理由の一つよ♪」
「セ、セセセセセセセ…………ッ!?」
「はわわわわわわわわわわ…………っ!?」
「…………聞くに堪えんな。」
「ふふっ、”サキュバ
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