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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第51話
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もしくは相当な絶倫なのでしょうね♪」
「あっのリア充野郎が!今の話から察するに、リィンの野郎はメサイアを含めた他の使い魔の連中とも”性魔術”とやらで契約したんじゃねぇのか!?」
「それどころかエリゼ君達とも既に”そういう関係”なんだろうねぇ。…………それにしても…………クッ…………私も今の話を聞いて、冗談抜きでリィン君に嫉妬してしまったよ…………!あんな多種多様なレディ達を揃えてまさに言葉通り、”酒池肉林”を実現しているのだからね…………!」
「ううぅぅ…………っ!戻ってきたら、その件について一っっっっ杯お説教があるからね、リィン君…………!」
「リ、ィ、ン〜〜〜〜〜〜〜!?」
顔を赤らめて信じられない表情をしているエリオットの言葉に続くようにサラは呆れた表情で答え、フィーは静かな表情で呟いた後ジト目でリィンを思い浮かべ、マキアスは顔を真っ赤にして混乱し、クロチルダはからかいの表情で呟き、クロウとアンゼリカはそれぞれ悔しがり、トワは顔を真っ赤にして唸り声を上げ、アリサは膨大な威圧を纏って微笑みを浮かべてリィンを思い浮かべた。

「原理は理解できるが、まさか異世界にはそのような魔術まで存在しているとはの………それにしてもヌシも”女”じゃろうに、よくもそのような破廉恥な話を躊躇う事なく話せるものじゃの…………」
一方ローゼリアは疲れた表情で呟いた後ベルフェゴールに訊ねた。
「うふふ、貴方達人間は生きて行く為に食事をするでしょう?私達”睡魔族”にとっての食事は性行為(セックス)なのよ♪」
「睡魔族の食事が男性と関係を持つ事、ですか………」
「彼女の言っている事は一体どういう事なのだろうか?」
ローゼリアの疑問に対するベルフェゴールの答えを聞いたトマスは表情を引き攣らせ、ガイウスは困った表情でレンに視線を向けて訊ねた。

「レン達”人”は”食事”をして、生きて行く為に必要なエネルギーを取る事は知っているわよね?”睡魔族”の場合、そのエネルギーの取り方が”性魔術”――――つまり”性行為”による男性からの精気―――生命エネルギーの吸収が一般的なのよ♪当然、睡魔族にとっての性行為は”食事”だから、”そう言った方面”に関する羞恥心等はほとんど持っていないと言われているのよ♪」
「なるほどね………要するに”睡魔族”は”サキュバス”の類なのね。アンタのその格好と言い、言動といい、ある意味納得したわ……」
「フフ、そんな種族の王族種相手に、睡魔族にとって”十八番(おはこ)”の勝負に勝つなんて、ある意味驚嘆に値するかもね、リィン君は♪」
レンの説明を聞いてある事に気づいたセリーヌは呆れた表情でベルフェゴールを見つめ、クロチルダはからかいの表情で呟いた。
「サ、”サキュバス”……?何なのそれ……?」
「”サキュバス”とは悪魔の種族の一つで、男
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