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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十一話
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「吸血鬼って便利ですね」
「そんなにいい物でもないんだけどね」
京の妖怪に絡まれたりアップルボビングで頭痛がしたりうっかりニンニクラーメン食ったらガチで吐血したりするんだよ?
「それじゃぁ、今からスカイツリーに登ります。文字通り天辺まで」
辺りにはまだ疎らに人が居るがそんなのは関係ない。
ラウラとクラリスの手を取る。
「認識阻害術式起動」
隠れ簑系統の術式で周りから見えなくする。
「喜べ。スカイツリーの本当の天辺に登れるなんて一握りだぜ」
硬化魔法で俺達三人の相対位置を固定し擬似的に一つのオブジェクトに。
「キャスト」
飛行魔法をかける。
ふわり、と空に浮く。
「兄様!?」
「夜の空中散歩と洒落こもうか!」
スカイツリーとか東京タワーとかの天辺で写真撮ったりとかやりたい放題してからホテルに来た。
「えーと……ツインルームを一つ」
「クラリス!?」
「ん? どうしました?」
さも当然のように受付と話を進めるクラリス。
流暢な日本語でチェックインし、カードキーを受け取ったクラリス。
ピッと指でカードを挟み、ポーズを決めるクラリス。
「今夜は寝かさないぜ仔猫ちゃん」
……………啼かすぞコノヤロウ。
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