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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十一話
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いいぞ!」
「じゃぁ」
ラウラの腰に手を回して、尻尾に触れる。
「ふゅっ……!?」
「うにゃ?」
「な、なんでもないぞ兄様」
「そう?」
平べったい葉っぱのような尻尾を撫でる。
「隊長、こんな往来で何してるんですか」
「ん? 兄様の尻尾をだな…」
ラウラの尻尾をモフっていると二人分の荷物を持ったクラリスが歩いてきた。
「そういえばそうだな。すまんクラリス」
「はぁ…見た目は百合百合しいので問題ありませんけど、一応往来ですから」
「…………喧嘩売ってる?」
「?」
にゃろう…!
まぁ、いい。
ここは年長者の寛容さを見せる所だろう。
「お前らには悪いが東京で一泊するぞ。今家に帰る訳にはいかないのでな」
ファミリアの因縁はマスターの因縁。
今帰って影縫さんとかち合う訳にはいかない。
「はぁ、わかりました」
クラリスが不思議そうに頷いた。
「つー訳で今日いっぱい東京観光な」
秋葉原行ってきます! とクラリスが勝手に離脱したのでラウラと二人になった。
姉さんにチクったら怒られるんじゃなかろうか。
まぁ、自己責任って事でいいか。
それにクラリスなら絡まれてもどうにかできるだろう。
なんせ黒ウサギ隊の『副』隊長様だしな。
って言うか、成田から秋葉原までのルートはわかるんだろうか。
「どっか行きたい所あるか?」
「私はこういった事に関する知識は無いのでな。兄様に任せる」
「俺だって無いよ」
空港に置いてあるパンフレットを手に取る。
「んー……スカイツリーは夜にこっそり『てっぺん』行くとして…。んー…そっかー…公共交通機関縛りかぁ…」
とりあえず、雷門周辺を散策してソラマチ行って………うん、夜になったらスカイツリー登るか。
浅草で食べ歩きやらソラマチで土産物を物色しつつ、時間を潰した。
そして夜の19時。
クラリスに話しておいた集合場所…スカイツリーの足元に集まった。
「………クラリス。お前それをどうやって持ち帰る積もりだったんだ?」
クラリスが左手に持つ大きな買い物袋。
そして左手で引くキャリーバッグの上に乗せている紙袋。
………アニメイトやらメロンブックスのロゴが描いてあるのは気のせいだろうか。
「最悪は発送ですね。それにこれ、私だけの買い物じゃなくて部下からの御使いも入ってるんですよ」
「ふーん。お前も大変だなクラリス」
仕方ないのでクラリスの持つ荷物を全部ひったくって影の中にぶちこむ。
奏? コアにエントリーしてるし問題無いでしょ。
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