『最終地点』
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思い出は美しく、いつまでも色褪せはしない。
けれど、其れがとてつもない苦しみを生んでく。
貴女が遺したものは、貴女の存在を確めるもの。
貴女は確かに此処に在ったと。
懸命に繋がりを望めど貴女が居る処へは未だ逝けず。
純粋さ故に傷付いた貴女を、傍に居たのに掬えなかった。
生きる意味無くした貴女を繋ぎ留めれなかった。
美しき想い出も、酷い傷みも、総て...命朽ちる迄は色褪せずに在る。
赦されるならば、其の時の逝き先は貴女の元へ...願うよ。
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