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木の葉詰め合わせ
本編番外編
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彼と彼女の甘味事情
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いなく須佐乃乎の一撃も来そうだから止めておこう。
 邪な考えが脳裏を巡るが、頭を振って霧散させる。いかんいかん、人の嫌がる様な事をして楽しむだなんて、私はあの野郎と違ってSではないのだ。

「火影様の言う通りですね。嫌いだって突き放すよりも先に、試しに口にすればいいのに。そうしたらきっと、病み付きになると僕は思うのですが」
「だよねぇ。流石はイズナ君、いい事言うね」

 愉しそうに笑っているイズナ君に相槌を打って、もそもそと草餅を口に運ぶ。
 甘い餡と蓬の風味が口一杯に広がった。

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