第2章(原作2巻) 堕ちし刃(デュエル・バウト)
第20弾 現れし妖刀(カミング・ザ・クラウ・ソラス)
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るかのように、そう告げた。
そして、勝ち誇ったような勢いで、『妖刀』は、この場を去ろうとした。
その瞬間、新たに3発分の銃声がした。
妖刀は、その銃弾を寸前のところで避ける。
「誰だ?!」
突然の攻撃に、『妖刀』は驚いていた。
「……SIG P250!」
銃声を聞いた俺もまた驚いていた。
何故かって?
それは、俺の知る限り、この銃を持つ人間は、一切戦闘を行ってないからな。
今、この場において戦闘に出てきたことに驚きが隠せない。
「……やれやれ。漸く見つけた。探すの大変だったんだぜ?」
声と共に、奥から足音を響かせてやってきたのは???
「「「……周一(君)?!」」」
他でもない、千葉周一であった。
周一は、右手に待ったSIGをホルスターにしまうと、左で掴んでいる刀へと手を伸ばした。
そして刀を抜くと、そのままマキと歳那の横を通り過ぎていく。
直後、その近辺に張られていたワイヤーが切断された。
「……今切ったのか?!」
あまりの太刀筋に、俺は驚きが隠せなかった。
「さてとおとなしくしてもらおうか……『妖刀』。いや???周二」
「周二?」
俺がその名前に首を傾げていると、『妖刀』が仮面を取った。
そこから出てきた素顔に、俺は愚かマキと歳那も驚いていた。
現れたのは、周一とそっくりな顔。
そんな俺たちをよそに、、彼は周一にこう言うのであった。
「久しぶりだね???兄さん」
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