第2話
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!」
思わず蘭が声を上げる。あまりに声をあげすぎたため周りが何事かと見るがそのことに気づいた蘭は恥ずかしそうに声を落とした。
「中学のときに読んでました」
「(今井ともかず・・・・そういやあのアンデルセンが珍しく名前を上げた作家だったな・・・だけど確かその名前って)」
「でも、その名前って確か今竹悟がデビュー当時に使用していた名前なんじゃ」
ルキウスと同じように小五郎が声を上げる。
「今竹とは古くからの友人でね、昔は二人で書いていたんです。今晩も今竹が直本賞を受賞したお祝いに飲み明かそうと」
そういい、ふぅと息を吐いた。
かなり暑そうである。
「(暑けりゃ脱げばいいのに)」
そのあと、もう何枚か笹井の頼みにより写真を撮り、立夏やマシュも取りたいといったためプチ写真撮影会となっていた。ホームズやマーリンのことはそっちのけである。
そして、写真を撮っている時のそりと1人の男の人が写真に写ってきた。
「笹井宣一さんですね。埼玉県警の横溝です。今竹智さんのけんでちょっとお話があります。」
「今竹がどうかしたんですか?」
「殺されたんですよ。あなたがたがとまっているホテルの部屋で」
「!?」
「探偵と名乗る男もいるし、白いふわふわな奴もいるし。」
「それって・・・まさか」
「「やっぱり」」
「まさかですぜぃ。マスター」
「ロビン。追ってくれてたのか。」
「やっぱあの二人はトラブルメーカーでしたよ。まさかたどり着く場所で事件が起こるとは。ホームズの目は生き生きしてるし、マーリンはニコニコしているし事件現場でするような目じゃなかったですぜ」
「はぁ・・・とりあえず行くか。」
少し遅れて、ロビンフットを連れたルキウスは一行に合流した。
「立夏、マシュ。大丈夫か?」
「うん。“前”はともかく今は一般人だからね。離れたところにいるよ」
「わかった。ロマ?頼めるか?」
「もちろん。もう亡くなっているからね。自分にできることないから。」
「あと、あの馬鹿2人はどこにいる?」
「あの二人ならまだ奥の方にいるんじゃないかな」
ルキウスがさりげなくホームズとマーリンを馬鹿と呼んだことには突っ込まなかった。
「じゃあ行ってくる。ロビンはどうする?」
「そうですねぇ。こんなに人がいると立夏やマシュは心配だ。祭りだとドサクサにまぎれて誘拐を起こす輩がいるみたいですしね」
そっちは頼みますよ。
「わかった。じゃあ行ってくる」
現場付近にはたくさんの警察関係者、そして毛利一家、笹井宣一がいた。
コナンが現場につくと無残な姿の今竹さんと警察官がせわしなく動いていた。そして
「(この人がさっき刑事さ
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