二十三人目
BLADE 3rd
終話
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私の剣は、名が無い。
名を付けるなら、あの二人の封龍剣から貰おう。
二人の偉大な龍から…
双龍剣と。
そして…
あの二人の剣ならば…
天の龍も地の龍も、恐れおののくだろう。
天地とあざ名する。
私の為に私への負けを潔く認め…
その命と剣を差し出した二人に敬意を。
負けたのは私である…
私もその敬意にならおう…
千年万年、幾年月。
これを理解した者達よ。
伝えるべきは、内にのみ、自ずと訪れよう。
滅と絶は私の朋友。
笑顔で死んだ双つの龍は…
後世…最強となるだろう…
私もこれに遺し…
笑って三つ目の龍になろう…
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