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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第十八話
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着いて……今からそれはゆっくり説明するから…」
カノンノとメリアの言葉に、痛む身体を抑えながら、あの後の話を聞いた。
結局、あの後ラザリスは行方不明。完全に行方をくらましたらしい。
暁の従者はまたジョアンさん達の時と同じように、メリアの謎の力によって元の体に戻ったが、その後は分からない。ただ、自分達の信じた『ディセンダー』は『ディセンダー』ではなかったと、呆然として、去っていったらしい。
「――…生まれる筈だった『世界』…か…」
ラザリスが言っていた自分の正体。その言葉は深く耳に残っていた。
「…ぁ、それと…衛司、しばらくは絶対安静だって。なんでも、体力消費が激しいとかで…」
「ぅ……まぁ、そうですよね…」
カノンノの言葉に思わず苦笑いしてしまう。うん、今回は大分無理したもんな…。
「一応、またお見舞い来てあげるから…しばらくは医務室で安静に、だよ?」
「……また、来る……」
カノンノとメリアはそう言葉を残すと医務室を出て行った。
僕はそれを確認すると、ゆっくりと医務室のベッドに寝転んだ。
「……『イレギュラー』…か」
意識を失う直前に聞こえたその言葉。その言葉の意味からすると……ラザリスには僕のドクメントが見えたんだろうか…?
「……分からずじまい、か……」
思わず漏れてしまうそんな言葉。結局、僕はこの数分後、また睡眠的な意味で意識を失う事となった。
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