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曇天に哭く修羅
第一部
肉体言語
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たのみ。

技の失敗を見届けた焔の長い黒髪は陽炎のように揺らめき左脚が撃ち上がった。

それは紫闇の右太腿(ふともも)に命中。

エネルギーが不足なく伝わり接触した面から『メシャメシャメシャ』と響き出す。


「大腿骨粉砕骨折って感じかな?」


焔が呟くと紫闇がふらつく。

バランスを崩して倒れ伏す。

またもや猛烈な痛み。

勝手に涙が溢れ手が患部(かんぶ)に添えられる。

紫闇は再び動けなくなってしまった。

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