第二章
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大学に行った、すると幸奈は急に寂しさも感じた。テレビを点けても結局面白いとは感じず観ない。一人でマンションの部屋の中にいると寂しいばかりだった。
仕事もトレーニングも入浴も趣味を楽しくこともない、店が開く二時間どうしようと思っても結局妹が言ったコーヒーでも飲めばという言葉以外にこれだと思えるものもなく。
幸奈は自分でコーヒーを淹れた、そうして飲もうと思ったがふとコーヒーカップで飲むのも面白くないと思い。
いつもワインを飲む時に使うワイングラスを出してそれで飲んでみることにした、ホットコーヒーをそのままグラスに入れて飲んでみた。
すると妙な違和感があって普段飲んでいるコーヒーとは違う感じがした、正直美味しくなかった。白いコーヒーカップではなく透明なワイングラスに入れられたコーヒーはグラスから熱も伝わりコーヒーの黒がワイングラスにも合わず。
美味しくないと感じた、それで一杯何とか飲んでからだった。
幸奈は残りのコーヒーはコーヒーカップに入れて飲んだ、そうしてから言った。
「寂しくてすることないからって変なことするものじゃないわね」
コーヒーセットもグラスもカップも自分で洗いつつ思った、そうして残った時間はもう適当にコンビニでも行って時間を潰そうと思ってサングラスと帽子で自分が女優とわからない様にして外出した。そのうえで本屋やゲームショップに行ってこれはという本やゲームを買い込み昼食も食べて部屋に戻って後は読書とゲーム三昧だった。久し振りのオフで寂しいと思いどうしようかと思ったのは少しの時間だった。
暇にかまけて 完
2019・11・13
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