二十人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
八話
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女達は、前から歩いてくる狩人にな。
声をかけに行った。
狩人達の間ではよくあるがよ。
いくな!
紅蓮が振り下ろされる瞬間…
あいつの黒刀が止めた。
おいおい…
女は駄目じゃろ〜
そりゃモテなくなるけんねえ。
やめとけ。
紅い目は、容赦なく紅蓮を振り回す。
みんな見えてないだろうな。
俺も見えてねえし…
刀と刀が当たるたび、黒い雷と火花が飛び散った。
綺麗だったのは覚えてるよ…
女達は、もうびびってしまってよお。
まあ、殺されかけたんだから仕方ないが。
泣くわ…叫ぶわ…
小便垂れてる奴もいたぜ…
まあ、女達もいい勉強になっただろ。甘いもんじゃねえってな。
その泣いている場にもよ、時々な…
血が飛んでるんだ。
あれは多分、両方の剣圧だろうな。
勝手に肉が斬れていくんだよ。
体に刀が一度も当たってないのに…
地面は血溜まりが出来てたからよ…
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