暁 〜小説投稿サイト〜
明日の日記
ふふふふーな天使のように
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「 名曲ですよね 」
「 ですね 」
「 平成のヒット曲に入ってるのに違和感がありますが 」
「 あれ、平成ですよね 」
「 調べてないので分からないです 」
「 この話題に触れるなら調べておくべきだと思いますが 」
「 いいじゃないですか。こうやってダラダラ話す話題丁度いいですよ? 」
「 そうかもしれませんね 」
「 昔の歌でも平成でも変わらず人気だったということですよ 」
「 そういうのはどうでもいいのでちゃんと真実を皆さんに伝えて下さい 」
「 はいはい、えっと...放送開始が1995年なので、平成7年ですかね 」
「 がっつり平成ですね 」
「 ですね 」

こんな会話が成立するほど退屈な平日の夜。
家事はあらかた終わり、こたつでお茶でも飲みながら二人でくつろいでいる。

「 何もすること無いですね 」
「 ですね 」
「 掃除するほど汚れてもないし 」
「 ですね 」
「 ご飯も食べましたし 」
「 ですね 」
「 寝るにはまだ早いですし 」
「 ですね 」
「 ゲームでもしますか。1Pの 」
「 私を差し置いてゲームですか 」
「 いやまさかー冗談ですよ 」
「 今後の事でも考えたらいいんじゃないですか? 」
「 コンゴかぁ 」
「 いや、今後です。国じゃなくて。 」
「 ...何か予定とかありましたっけ? 」
「 ありますよ 」
「 そういえば、ありますねー 」

あれだな。クリスマスだな。
去年はミニスカサンタを見ることが出来たが、今年はどうなるのか。

「 何か欲しいものとかあります? 」
「 そんな露骨にクリスマスプレゼントの準備する感出されると答えにくいのですが 」
「 ばれました? 」
「 もっとさりげなくお願いします。じゃあテイク2ですね 」
「 え、今からですか? 」
「 もう時間は残されていませんよ 」
「 いや、あと1ヶ月以上ありますが 」
「 その中で土日は? 」
「 ...あと5回くらいでしょうか 」
「 予定が入ってる土日は? 」
「 3つです 」
「 今から準備するのは早いですか? 」
「 いいえそんなことありません女神様の言うとおりでございます 」
「 それに、時間があるっていっても、直前まで準備しないでしょう? 」
「 なぜそれを 」
「 勘です。もはや確信といってもいいレベルの 」
「 その忠告、有難く頂戴いたします 」
「 よろしい。ちなみに今年は物じゃなくて行いでもいい気分です 」
「 パーリーとかでも? 」
「 言い方が気に食わないので別案を要求します 」

ふざけすぎたか。

とか言いながら既にプレゼントは準備してあるので、内心は全く焦っていない。
気がかりなのは、クリスマスま
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