第七十七話 ビリー、丈に挑みかかるのことその四
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「どうせすぐに終わる」
そうだというのである。
「それでまた明日から喧嘩になるからな」
「気にしては負けだ」
「つまり止めないのか」
「ああ。下手に止めたら怪我するしな」
「全く気にしなくていい」
「そうなのか。むっ、済まない」
急にだ。関羽はここでだ。
ふと気付いた顔になってこう二人に言うのだった。
「私の名前を名乗り忘れていた」
「関羽さんだよな」
「知っている」
二人は既にだった。彼女のその名前を知っていた。
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