第1.5章(AA1巻) 切られし火蓋(リマインド)
第13弾 〜Happening≠Finishing(連続する災難)〜
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いのかなと思ったの」
「俺が乗ってるとなんなんだ?」
「シュウ君が解決してくれると思ったの」
「どうしたらその根拠に至るんだ?」
「シュウ君の実力かな」
おいおいマキさんや、私のことを信用しすぎじゃあないでしょうかね?
つうか何その根拠?
いや、確かにイギリスで色々やってきましたけど……。
何となく現実から逃避したくなった俺は携帯を開き、機内モードを切った。
回線を見ると、イギリスの携帯会社の回線に変わっていた。
機内モードを切った瞬間にメールが入って来た。
メールの差出人は、アリアだ。
なになに……『キンジがパートナーに決まった』だって?
おうおう、どういうこった?
何がどうしてこうなった? 俺の苦労は一体なんなんだ?
まぁ、どちらにしたってこっちに来る必要はあったんだがな。
そういえばキンジと言えば???部屋の管理頼むの忘れてた。メールしとこっと。
『俺が戻るまで部屋の管理宜しく』っと。ハイ、送信。
そう言えば、まだアリアからのメールに続きがあったな。
えっとなになに???『妹に会って欲しい』だって? 何で?
え、何? そもそも、アイツ妹居たのか? 初耳だな。
良く良く考えると、そんなに関わりがなかったから知らなくても当然か。
そんな事を考えてると武偵局に到着した。
「着いたよ」
「ん」
俺は車から降りると、マキと一緒に中へと入って行った???
俺は武偵局で、ハイジャックの事後処理を行った。
どうでもいいけど犯人達、武偵局での聴取終わったら警察に送られるそうで。
ロンドン警視庁に連れてかれるとか怖くね?
いや、本当のところはどうだか知らないけど。
で、なんか知らんが俺宛に手紙が来ていたらしく、受け取って開けてみると???アリアからだった。
これ絶対妹に会わないといけないじゃないですか。何故かって?
妹宛の手紙が俺宛の手紙の中に入ってるという状況だからだよ。
俺の伝令係が決定したな、これ。
そんな感じで項垂れた後、マキの住んでるアパートに行くことになった。
そこまでは別にいい。でもな、移動手段が歩き。なんで?
まぁ、時間が時間だから交通機関もあまり当てにできないっていうのもあるから仕方ないといえば仕方がない。
え、マキが住んでるのがどの辺りかって?
ベーカー街の辺りだったかな。ベーカー街までは、ここからそんなにかからない……はず。
何となく不安を覚えながらも、マキとともに夜のロンドンを歩いていく。
今日は満月の夜だったみたいだ。空には綺麗な月がうかんでいる
なんかこの雰囲気、気恥かしいな。夜の街で美少女と
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