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戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
戦姫絶唱してないシンフォギアG〜装者達の日常〜
装者達のハロウィンパーティー
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「「「「「ハッピーハロウィーン!!」」」」」
 
 特異災害対策機動部二課、移動本部の艦内食堂にて。装者達は各々、仮装した姿で過ごしていた。
 今日は10月31日……ハロウィン当日だ。
 この日の為に、各々衣装をちゃんと準備して来たのである。
 幸い、今日はこれといって大きな任務もない。楽しむ余裕はしっかり確保されていた。
 
「お前達、楽しんでいるか?」
「さあ、あの言葉はまだかしら〜?」
 血糊付きホッケーマスクを被った弦十郎、黒いとんがり帽子とマントに星付きのステッキを持った了子が、お菓子の詰め合わせを両手にそう言うと、響は早速、例の言葉を言った。
「トリック・オア・トリート!お菓子くれないとイタズラしちゃいますよ〜っ!」
「あらあら〜、それじゃあどんなイタズラをしてくれるのかしら〜」
「えええええっ!?了子さーん、それはズルいですよぉ〜!」
 お菓子を両手に持っていながらも、わざとらしくそんな事を言う了子。そこへ、翔が助け舟を出した。
 
「ほ〜う。じゃあ、了子さんが仕事の合間に食べる為、食堂の冷蔵庫に置いてあるコンビニスイーツを……」
「あー、ウソウソ!冗談よ〜!」
 流石の了子も、休憩時間の楽しみを人質にされては敵わない。
 素直に響と翔の手に、お菓子の袋を渡した。
 
「翔は響くんとお揃いか」
「折角なので揃えたい、と響に言われたので。どっちも人狼にしてみました」
「今日のわたし達はオオカミなんですよ〜。がおーっ!」
「随分と可愛らしいワーウルフさんね〜」
 オオカミの耳と尻尾、そしてダメージ加工した古着を着た翔と響が、両手の指を曲げてポーズを撮る。
 了子は記念に1枚、と二人の様子をカメラに収めた。
「でも、この会場にオオカミってもう1人いるわよね?」
「あー、あれは別ジャンルですよ」
 首を傾げる了子に、翔は食堂の隅を見ながら答える。
 響、了子、弦十郎も釣られてそちらを見ると……。
 
「クリスちゃん、もうちょっと純くんの方に寄ってくれない?」
「こ、こうか?」
「そうそう!ほら藤尭くん、レフ板もう少し左に傾けて!」
「これ手持ちだと結構辛いんだけどなぁ……」
「折角のハロウィンにボヤかない!後でハロウィン限定スイーツ、奢ってあげるから」
 そこでは純とクリスにポーズを撮らせ、友里、藤尭を初めとしたスタッフ数名による撮影会が開かれていた。
 ちなみにクリスの格好は、キュートでラブリーな赤いドレスに身を包み、ハートとリボンでデコレーションされたマイクを持つ魔法少女風の姿であった。
 その隣では純が、同じくメルヘンチックなベストに狼耳といった出で立ちで並んでいる。ちなみに現在、眼鏡はしていない。
 
「あのコスプレって確か……うたずきん?政府がプロパガンダ目的で制
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