暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア 〜Side Shuya〜
第1章(原作1巻) 緋色の改革者(リフォーマー・スカーレット)
番外編 〜Chasing(追跡)〜
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ーを巻き上げてもらうように頼む。

「もう一回ツマミを引っ張ってもらってもいいですか!」

 男性がツマミを引くと俺とカズマは物凄い速度で岸の方に引き上げられて行く。





 ???シュルルルルッ! 





 何とか岸に上がった俺とカズマ。

「すいません……ハァハァ……ありがとう……ハァハァ……ございます」
「無事で良かった。ところで君達は何をしていたんだい?」
「えっとそれは……「水遊びです!」……って、コラ、カズマ何を言ってる! ふざけるなァァァ!!」

 コイツ……どういうつもりなんだよ……! 

「何ですかー?」
「お前、誰のせいでこうなったと思っている!」
「サァー」
「貴様ァァァ!」

 俺は某社長の様に抗議の声を上げた。

「ふ、計画通り」
「コイツー……」
「あのー」

 カズマと会話していると男性が口を開いた。

「あ、すいませんちょっと待ってもらっていいですか?」
「あ、はい」

 男性は少し引きながらも了承してくれた。

「カズマくん、少しO☆HA☆NA☆SIしようか」
「え、今何と? (難聴)」
「だから、O☆HA☆NA☆SIしようって言ったの」
「えっと、O☆HA☆NA☆SIに応じたら、い、痛いことはしませんか?」
「え、うん、そうだね」
「だが、断る!」(`・ω・´)キリッ

 ドヤ顔でそう言うカズマを、俺ばこう告げた。

「あ、そう。じゃあ、あっち逝こうか」
「ヤバイ、死んじまう。に、逃げるんだ〜」
「何処へ行く?」ガシッ
「や、やめろ! HA☆NA☆SE!」
「ん、それじゃあお話しようか」
「そっちじゃない! この手をHA☆NA☆SE!」
「離したら大人しくしてくれる?」
「も、勿論!」
「だが、断る!」

 当たり前じゃあないですか? 

「あんまりだァァァ!」
「ところでさ、さっき『計画通り』とか言ってたけどどの辺が?」
「違う! 粉☆バナナ! ……じゃない! これは罠だ!!」

 いや、どんな間違いだよ。

「取り敢えず、行こうか」(^言^)
「やめろ〜、死にたくない、死にたくな〜い!!」
「DA☆MA☆RE!」
「行ってしまった……」





 ???数分後???





「すいません、お待たせしました」
「あ、うん、そんなに待ってないよ……」
「えっと、助けてもらったお礼がしたいのですぐ側の喫茶店にでも行きませんか?」
「お礼なんて、そんないいのに」

 そう言って男性は食い下がった。

「いえ、危ないところを助けてもらったのでしっかりとお礼はさせていただきます」
「じゃあ、そうして貰おうかな」
「行きましょうか」

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