第6楽章〜魔塔カ・ディンギル〜
第54節「カ・ディンギル出現」
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純「皆、無事かい!?」
紅介「純!お前何処行って……ってなんだその格好!?コスプレか!?」
純「コスプレじゃないよ!」
恭一郎「それより、何処に行ってたんだい!?風邪だと聞いていたから寮にも行ったのに、留守だったじゃないか!」
純「事情は追って説明する。それより皆、聞いてくれ。リディアンが大ピンチなんだ!」
飛鳥「なんだって!?」
純「姉妹校の危機、見過ごすわけにはいかない。このシェルターの何処かに、リディアンの地下フィルターへと続く通路がある筈なんだ。手伝ってくれるよね?」
恭一郎「当然だ。僕達の部活は人助け。困った人達を助け、己を磨き、いい男になるのが僕達の活動目的だ!」
流星「リディアンには、中学の頃の友達もいる。尚更ほっとけないよ」
紅介「ここで動かなきゃ男が廃るぜ!」
飛鳥「全会一致だ!……ところで、翔は何処に?」
純「一足先にリディアンへ向かったよ」
紅介「はあああ!?はえーなオイ!」
恭一郎「ああ……彼女か」
純「知ってるんだ……。なら話は早い、彼の元へ急ぐんだ!」
紅介「おっしゃあ!」
恭一郎「ああ!」
飛鳥・流星「「応ッ!」」
銀河に瞬く6つの光。それは1人のOTOKOの人助けと、あるOUJIの生き様に感銘を受けた者達の部活名。
またの名を「アイオニアンの双璧と四バカ」である。
遂に起動したカ・ディンギル!装者達の最後の決戦が始まる中、閉じ込められた二課の面々は……。
次回もお楽しみに!
改良型RN式回天特機装束 Model-0:RN式の改良型として開発されていたアンチノイズプロテクター、その試作機。
櫻井了子……フィーネ自身は、RN式をこれ以上改良するつもりはなく、シンフォギア・システム以上にコスト捻出用の玩具としての意味合いが強かったのだが、爽々波純という予想外のイレギュラーを殺せなかった彼女は、自身がアジトにいる間、身を守る為のボディーガード……最低でも見張り役としての役割を彼に与えた。
そんな純の身を守る為に与えたのが、本来ならRN式の完成を求める周囲の目を誤魔化す為のガワにも等しかった『Model-0』だった。
聖遺物からのエネルギーを、保護膜として体表に展開するのみならず、使用者の身体ではなく、その身に纏うプロテクターの方に固着させる事で、疑似シンフォギアとしての性能を引き上げることに成功している。有り体にいえば、聖遺物の力を組み込んだG3ユニット。(バッテリーの代わりに聖遺物の起動持続時間)
ただし、やはり素養のある者にしか起動出来ない点は相変わらず。最初期に比べれば、持続時間は数秒から3分までに向上しているものの、きっかり3分保持できるのは今の所、翔と純の二人のみしか確認されていない。
なお、胸部プロテクターの内側に取り付けられていたネフシュタンの欠片入りのケ
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