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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第48話
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いの女性がそのプリネ姫だ。…………ちなみにプリネ姫と共に戦っていた黒髪の女性は”蒼黒の薔薇”の名で知られているプリネ姫の親衛隊長にしてセレーネ君の双子の姉でもあるツーヤ君だ。」
「それと銀髪の剣士は元結社の執行者――――――”剣帝レオンハルト”よ。理由は不明だけど”リベールの異変”以降、結社を抜けてプリネ皇女の親衛隊の副長を務めているらしいわ。」
「ええっ!?セレーネの双子のお姉さん…………!?」
「そ、そういえばセレーネと出会った時セレーネには双子のお姉さんがいて、そのお姉さんがメンフィル帝国軍の上層部クラスの一人である事をリィンが知っていたから、リィンがその人にセレーネの事を伝えるように手配したお陰で、そのお姉さんがセレーネを自分の妹と認知した上で学費も出してくれたお陰でセレーネも学院に通えるようになった話は聞いてはいたけど…………」
「しかも元結社の執行者がメンフィル帝国の皇女の親衛隊の副長をやっているとか意味不明なんだけど。…………ちなみに団長達を圧倒していた人達の事についても何か知っているの?」
オリヴァルト皇子とサラの答えを聞いてツーヤの事を知ったアリサは驚きの声を上げ、エリオットは目を丸くして呟き、ジト目で呟いたフィーはジェダル達の事が気になり、オリヴァルト皇子達に訊ねた。

「いや、彼らに関しては私達も初対面だし、当然”影の国”にも巻き込まれていなかったから彼らについては私達もわからない。」
「だが、天使族の女性がいた事を考えると、間違いなく彼らは異世界――――――ディル=リフィーナの関係者なのだろうな。」
「天使族の女性で思い出したが…………リィンがメサイアと共に呼んだ女性達の中にも天使族の女性もいたが、その天使族の女性は猟兵王達を圧倒していた人物達の中にいた天使族の女性と似ていなかったか?」
「そういえばそうよね…………?もしかしてあの二人の天使族の女性達も双子なのかしら…………?」
オリヴァルト皇子とミュラー少佐の言葉に続くように呟いたラウラの疑問に同意したアリサは考え込み
「それよりも一番謎なのは”金の騎神”よ。エリスまであのバンダナ男のように起動者(ライザー)であった事をアタシ達どころかリィンにすら隠していたとはとても考えられないから、恐らくはリィン達と共にメンフィル帝国側についてから”試し”を受けて”金”の起動者(ライザー)になったんでしょうけど、魔女の眷属(アタシ達)の”導き”も無しにどうやって”試しの場”に行って、騎神を手に入れたのかしら?」
「そうね…………それとヴァリマールの”太刀”もそうだけど、他の騎神達も使っていたゼムリアストーン以上の力を感じる武器の出所も気になるわよね…………?カレル離宮での戦いでメンフィル帝国軍の戦艦から聞こえてきた女性達の声の話からして、その人達がゼムリアストーン以上
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