第一幕その四
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います。
「他の国もだよ」
「史実は違う」
「物語とは」
「そういうものね」
「そして木曽義仲も」
「実は僕はあのお話では源頼朝が好きじゃないんだ」
人を嫌うことがとても少ない先生にとっては珍しいことにです。
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