第1章(原作1巻) 緋色の改革者(リフォーマー・スカーレット)
第10弾 真実
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る。
バーストモードの俺でも公安0課には絶対に勝てないと断言できるほど危ない奴らだ。
「注告ありがとう。取り敢えず帰るよ。こっちもやることがあるから」
そう言って扉に手をかけようとしたあたりで、ふらっ。
突然、めまいが俺を襲った。
「……?」
あまりのことに俺は少し驚いていた。
「アンタ大丈夫? 顔色悪いけど?」
「ああ。ただ、めまいがしただけだよ」
「アンタ昨日何してた?」
アリアが厳しい顔で尋ねてくる。
「事件の後直ぐに武偵病院にきて負傷者の手当てをした後、犯人の泊まっていた部屋の現場検証してた」
「それってまさか、そこの報告書に書いてあること?」
「そうだよ。徹夜で調べてた」
一瞬、部屋の中の空気が重くなった。
「……悪かったわ」
アリアがそう言った。
「いいんだ。何も見つけられなかった俺らに責任があるわけだし。俺はやることがあるから帰るよ」
「……わかったわ」
そういって俺は病室を後にした。
その後、寮に戻って仮眠を取ろうと思ったのだが全く眠りに着くことができなかった。
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