第1話 彼女の名はリカルド・レイ
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なった。そこで国防によって行われた実験こそ‥‥‥」
リューズは左手の手袋を外すと手の甲には時計がはめられていた。
リューズ「クロノダイバーの誕生の理由さ」
レイ「嘘だ‥‥‥嘘だッ!!国防がそんな人体実験で子供を犠牲にしたなんて!!お前がクロノダイバーと言うなら今ここで!!」
刀を抜こうとするがリューズは手で待ったをかける。
リューズ「全てを知りたいか?」
レイ「何のことだ!!」
リューズ「クロノダイバーが生まれた理由も、君の両親が殺された理由も、閃刀姫一が生まれた理由も全て繋がってる。もし君が真実を知る、その勇気があるなら‥‥‥」
リューズはレイに問う。
リューズ「君の置き忘れた時間を、盗んでやる」
レイ「まさか、お前が‥‥‥」
リューズ「大怪盗、クロノダイバーリューズだ」
レイ「聞くまでも無い、ここで抵抗しないお前を斬るのが最も私にとって都合がいい」
リューズ「コネクト、タイムダウン」
ガチッ!!
レイ「しまった、システムを起動できないとアンチタイムスキルが使えない」
リューズ「過去を捨てたら自分が生まれた意味も、愛された意味も無くなる。後悔したくないのか!!」
レイ「本当に、それに意味はあるのか?」
リューズ「あるさ、君の心にある後悔を俺が盗んでやる」
そう言うとリューズはレイに向かって手の甲の時計を向けて光を放つ。
リューズ「行こう、君の運命を変える事となった。4年前のロンドンへ!!」
光の粒子となって消えた二人は時間の狭間を飛んでいく。
レイ「これが‥‥‥クロノダイバーの時間遡行能力」
リューズ「この空間を抜け出せば、君の認識は大きく変わるよ!!」
そして光の先に飲み込まれた二人は‥‥‥
レイ「ここは‥‥‥」
リューズ「ついたようだね、4年前に僕たちの街」
レイ「ちょっと、その姿は!!」
リューズ「怪盗家業の正装さ。さて、君のいる家に、すぐに行こうか」
これから目にするのは‥‥‥
レイの知らない、真実の禁断聖書
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