第1話 彼女の名はリカルド・レイ
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を出すわ。そうじゃないと気が済まないもの」
オペレーター「わかりました、レベル7モンスターを配備します」
そして現れたのは‥‥‥
ガーン!!
巨大なトリケラトプスがレイの前に現れた。
レイ「ダイナレスラー・パンクラトプスね、相手には丁度いいわ!!」
レイはカガリスーツのレベルを7に変更する。
オペレーター「気を付けてください、相手はレベル7の恐竜族モンスターなので分析を怠らずに」
レイ「わかってるわ、この獲物は私がぶった切る!!」
レイは動きを分析し、アンカーを天井に噛ませると空を飛び始めた。
パンクラトプス「グルオォォォ!!」
地面やステージを破壊しながらレイに拳を振り上げていく。
レイ「これは想像以上にダイナミックね。」
刀を抜刀し、パンクラトプスの足首を狙って斬りつけた。
パンクラトプス「ゴギガアアアア!!」
そしてレイは肩に刃を入れて、腕の動きを完全に機能停止させた。
レイ「これで終わりよ!!」
最後に体を大きく回転させて脊髄を斬りつけるように首を斬り落とした。
オペレーター「これで今回のバトルは終了になりますが、まさか、レベル7相手に弱点を突いた攻撃。中々の神業でしたよ」
レイ「ありがとう、この後のシャワーはきっと気持ちよく浴びれそうね」
オペレーター「お疲れさまでした」
その帰り道‥‥‥
レイ「だいぶ遅くなっちゃったわね、でも今日は満足のいく戦いが出来たから免除してくれそう」
するとレイは喫茶店を通り過ぎると一人の少年に声をかけられる。
???「リカルド・レイ、国防所属の閃刀姫一使いだよね?」
レイ「何故、それを‥‥‥」
少年はフィッシュ&チップスにレモンをかけながら語り出す。
???「僕の名前はアルノート・リューズ。ちょっとした情報屋さ」
レイ「情報屋が私に何の用だ?」
リューズ「4年前に起きた、一家皆殺し事件。生き残った少女が国防に保護されて兵士として活動する。それってさ、君の事だよね?」
レイ「あの事件の事は忘れろ、もう戻らないし思い出して虚しいだけだ」
リューズはフライドポテトを齧りながら、レイを凝視する。
リューズ「何で殺されたかも知らないのにそんな顔で諦めるかな〜」
レイ「お前に何がわかる!!」
リューズ「わかるさ、自分もさ、家族の事知ったからこそ今があるんだから」
レイ「どういうことだ!!」
リューズ「国防は超人兵士を作るためにそのサンプルを集めていた」
レイ「サンプル‥‥‥」
リューズ「そのサンプルは孤児院や精神病棟、果ては少年院から約300名の15歳から19歳の子供が選ばれた。だが何一つ成果が出ず、国防は言わばその子供たちを見放した」
レイ「何故、そんなことを国防が」
リューズ「自国の既存の戦争兵器や兵士アンドロイドは最早意味を成さない時代遅れと
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