第4楽章〜小波の王子と雪の音の歌姫〜
第44節「陽だまりに翳りなく」
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ひびみく色が強過ぎて、翔くんしばらく空気化してなかったかって?
いやいや、そんな事は無い……はず……。
あと今回『私ト云ウ音響キ、ソノ先二』を地の文に落とし込むのが一番大変だったかも……。気付かれているかはともかく。
393「ところで風鳴くん」
翔「どうした小日向?」
393「さっきわたしと響を見て、居心地悪そうに顔を逸らしていたけど、何考えてたの?」
翔「い、いや……女子特有の距離の近さを目の当たりにされたら、健全な男子高校生は気まずさを感じざるを得ないだろ……」
393「ふ〜ん。羨ましいんだ」
翔「OPお馴染み、特有のオーラ発しながら言うんじゃないよ怖いぞ」
393「ふふん、こればっかりは女の子の特権なんだから」(ドヤッ)
翔「むう……何故だ、悔しさが込み上げてくるな……」
393「でも、わたしも鬼じゃないから。翔くんだけは特別に許してあげる。肝心な所でヘタレても困るし……」
翔「バッ、何言って……!って小日向、お前どこ目線なんだ……」
393「ん?わたしは響の親友だよ?」
翔「だからオーラを出すな!ラスボス感出てるから!」
393「オッス!我シェm……」
翔「言わせねぇよ!そいつの出番は時系列的に、季節がグルッと一周する頃だ!」
393「まあ、それはともかくとして。あ、いっそ夜の寮に来てみる?鍵開けとくよ?」(ニッコニコ)
翔「話の飛び具合を見てようやく気がついた。俺が今お話してるの小日向じゃない、393だ……!」
393「ふふふ……響がよろこぶなら、わたしはそれで……」
翔「何故そこで平仮名表記ッ!ヤバいヤバい、誰か393を小日向に戻してくれえええええええ!!」
ブラコンSAKIMORI「むっ!?何やら翔にピンチの予感……!」(サイドテールがピンッ!と反応する)
緒川「翼さん……?」
YOME発動時は393表記、頼れる綺麗な義姉はANEMORI表記で、ブラコン悪化させてる翼さんの事をブラコンSAKIMORIって呼ぼう。
393vsブラコンSAKIMORIとかどんな怪獣大決戦だよ……。
次回!OTONAへの報告と、2日ぶりの温もり。そして未来は、響の恋心を知る……。
一方、街を彷徨い、寝床となりそうな廃墟に目をつけたクリスの前に現れたのは……?
ひびみくパート、もとい原作8話のエピローグ。次回もお楽しみに!
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