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ヘタリア大帝国
TURN25 アフリカ戦線その四
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イタリン大使館から一気に移動しただ」
「ああ、それで時間的な余裕もあったんやな」
「移動にも時間がかかるわ」
 オランダもこのことはよくわかっていた。
「そんでも国家やったらや」
「移動に時間かからんからか」
「来られた。まあイタリアの顔見れてよかったわ」
 オランダは無表情ながらもこう言った。
「元気そうで何よりや」
「お兄ちゃんもイタちゃん好きなんかいな」
「ロマーノの方が好きやがあいつも嫌いやない」
 そうなのだった。彼にしても。
「どうにも憎めんわ」
「それがイタちゃんやな」
「あいつの魅力やな」
「そういうこっちゃな」
 こう言ってだ。そのうえでだった。

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