第1章(原作1巻) 緋色の改革者(リフォーマー・スカーレット)
第05弾 旧友
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『お前まさかあいつに???』
「???ああ、今日の昼休みに戦った。後は今日受け取った筈の資料にも書いてあるはずだぞ、あいつがどれほど凄いやつか」
『マジかよ……。確かにあいつは、すごい。でもどれくらいなのかイマイチよく分からないんだ』
「あいつ、俺の禁じていること両方使ってしまうレベルだぞ」
『……?! まさかお前……』
「ああ、なった」
『マジかよ……。俺はとことん付いてないみたいだな』
「そうらしいね。ヒスったところ女子に見せちゃうし、見せた相手が双剣双銃だし、人生どん底だな。今度お祓いしてやろうか?」
俺は冗談交じりにそう言った。
因みに、お祓いできるってのは本当ね。
『できることなら頼みたいぜ。全く、俺の望む日常は来ないのか?』
「俺の望む日常なら、今日の昼に音を立てて崩れたよ」
俺は体験談を語った。
「何さらっと怖いこと言ってんだ! はぁ……もう本当に最悪だ』
『白雪が合宿に行ってるのは幸いなんじゃないの?」
『まあ……そうだな』
???星伽白雪
超能力捜査研究科???通称SSR所属の超偵。
キンジの幼馴染の黒髪ロングの絵に描いたような大和撫子。青森にある星伽神社の長女で、義理も入れて妹が6人いるのである。
また、偏差値45の武偵高では破格の偏差値75の頭脳を持ち、生徒会長と園芸部部長と手芸部部長と女子バレー部の部長を務めている。
偏差値75ってなんですか!?
確か俺は60代の真ん中あたりの偏差値だったけど。どんだけすごいのあの人? ていうか星伽さんは人間なのかな?
後は、良くキンジの身の回りの世話をしている。なんかもう奥さんのポジション入ってるよな。
ちなみに過去に俺とも面識があったりする。
超偵とは、超能力を使う武偵のことを示す言葉。つまり彼女は超能力者である。彼女は星伽に伝わる鬼道術と呼ばれる物を使えるらしい。
因みに、星伽神社はどういう訳か御神体を守るために武装した神社らしい。これはキンジから聞いた話だから本当かどうかはイマイチ良く分からない。あそこは、男子禁制のため俺は入った事がない。
だから、キンジについて行ったはいいものの中に入れなかったのである。なんでも、遠山家の男だけ特例らしい。
というわけで、入れなかった俺は神社の近くの木に登ったりしていた。ただその時、幼い俺に対して幼い白雪の妹などが木の上の俺めがけて矢を放ったりしてきたな。
あれはマジで死ぬかと思った。いや冗談とかじゃなくてマジ。
取り敢えず、本題に入ることにした俺。
「そうだ、お前に聞きたいことがあったんだけどいい?」
『さっきからずっと質問されてる気がするがまあいい』
という鋭
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