第3楽章〜不滅の聖剣・デュランダル〜
第30節「デュランダル、起動」
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デュランダル編はこれにて終了。次はひびみくの夫婦喧嘩とクリスちゃん加入。
つまり夫婦喧嘩の後は遂に純クリのターンがやってくるワケダ。
緒川「……と、以上があの二人のこれまでです」
翼「緒川さん……ちょっとブラック珈琲を買ってくてくれませんか?」
緒川「おや、やっぱり甘過ぎましたかね?どうぞこちらに」(予め買っておいたブラック珈琲を取り出す)
翼「ええ、それはもう……んっ、んっ……ふう。ですがこの甘露は、私にとって心地いい」
緒川「本当ですか!?」
翼「何と言いますか……私が心配していたほど、不健全な付き合いでもなさそうですし。喩えるのであれば、仔犬が戯れあっているような微笑ましさを感じます」
緒川「ああ……わかります。あの二人、揃って純情ですからね」
翼「その様子なら、間違いを起こす事もないでしょう。むしろ、ここまでやって付き合わないなど、天が認めても私が認めません!」
緒川「翼さんが認めてくれるなら、これで外堀は殆ど埋まりましたね」
翼「他人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られる。これが世の常ですからね。いつまでも意地を張っているなど、姉としてみっともないでしょう?」
緒川「そこまで言ってくれるのなら、僕達見守り隊にも考古の憂いはありませんね」
(着メロ。逆光のフリューゲル)
緒川「あ、任務ですね。失礼します」
翼「はい。緒川さん、今日はありがとうございます」
緒川「では、僕はこの辺で……」
翼(しかし、立花が未来の義妹か……。そう思うと、何だか可愛らしく思えてくるな……)
緒川「了子さん、それ本当ですか!?」
翼「ッ!?緒川さん、何かあったのですか!?」
緒川「……翔くんと響さんが、2人一緒に仲良く抱き合って寝ていた……と了子さんから……」
翼「……2人一緒に、抱き合って寝ていた?」
緒川「もしもし翼さん?どうかしましt……」
翼「櫻井女史!それは一体どういう状況なんですか!?姉として説明を求めます!!」(緒川さんのケータイを奪い取って騒ぐANE)
了子『え〜?翼ちゃん、知りたいの〜?お姉ちゃんを(異性と付き合ったことが無い、という意味で)追い越していっちゃったあの2人の話、聞いちゃう?』
翼「櫻井女史、それは一体どういう……!?」
緒川「了子さん、翼さんを惑わすのはやめてくださいね」(苦笑)
ブラコンSAKIMORI、遂に公認……?
さて、次回からは夫婦喧嘩のカウントダウンに、目を覚ました翼さんとの会話まで!次回もお楽しみに!
翔の胸の傷痕:生弓矢護送任務の際、自ら生弓矢の鏃を心臓部に突き刺した時にできた傷痕。エナジーコア状……ではなく、奇しくも響と同じ音楽記号のフォルテに似た形となっている。
生弓矢の鏃はその後、響の胸にくい込んだガングニールの破片と同様、体組織との融合が進ん
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