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戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
第1楽章〜覚醒の伴装者〜
第15節「勇者の称号」
[後書き]

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ようやく一区切り、ですかね。次回はふらわーでゆっくりしてもらいます。

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アームドギアはこんな感じ。楽器モード用に本体もう一個描くのが面倒で(きゅう)だけになってるのは是非もないと思ってください。

翔「姉さん、大丈夫か?」
翼「ああ……。すまない、どうも根を詰め過ぎたらしい」
翔「気を張りつめ過ぎると体に障るよ?もっと肩の力抜かないと」
翼「剣は疲れたりなどしない!」
翔「そういう防人根性はいいから。今日はゆっくり休むといいよ」
翼「……そう、だな。このままでは奏にも心配されてしまう。今日は1日休むとしよう」
翔「よかった。ああ、ところで実は姉さんに報告があるんだけど……」
翼「報告?何のだ?」
翔「俺達!」
響「私達!」
翼「立花!?」
翔・響「「付き合う事になりました!」」
翼「やっぱりお前達そういう仲だったのか!!」
翔「うぉっ!?ビックリした!?姉さん、大丈夫か?」
翼「ん?……なんだ、夢か」
翔「どんな夢見てたんだよ……珍しくデカい寝言なんて口にして」
翼「いや、なんでも……」
翔「疲れてるんでしょ?今日はもう、ゆっくり休むといいよ」
翼「そうだな……。私も疲れて……ん?この流れさっきも……もしや無限ループ!?」
翔「姉さん、本格的に疲れてるのかな……」

RN式回天特機装束A:翔がノイズによって炭素分解される瞬間、RN式は保護膜を展開する程の出力こそ発揮出来ていなかったものの、その性能の根幹……使用者の精神力によって聖遺物の力を引き出す機能そのものは、僅かながらに発動していた。
それが炭素分解の瞬間、翔の精神が一時的とはいえ“ある強い感情”によって補強された事で、RN式は生弓矢の鏃を起動させるに至り、更に翔が生弓矢の鏃を自らの体内に取り込む事で融合症例となるきっかけを作った。
現在のRN式は、暴れ馬の如き聖遺物の力を抑え込み、擬似シンフォギアとして制御する役割を担っている。
融合症例としての、融合した聖遺物から引き出される強力な力を、RN式の保護膜で覆う事で、生弓矢のシンフォギアはその形を成しているとも言えるだろう。
融合症例第1号、立花響に続く希少なケースに様々な偶然が重なり生まれた融合症例第2号。それが現在の風鳴翔である。
ちなみに翔本人曰く、起動した鏃を胸に突き刺す事で融合症例になれるかの個人的見込みは五分五分で、融合症例になれなくても生弓矢の力で炭素分解の影響をリセットするくらいは出来ただろう、との事。
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