第一部
刻印
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
凝らさねば判別できないほど薄い。
しかし【魔晄外装/まこうがいそう】を出すとはっきりと手の甲に浮かぶ。
もちろん紫闇の手にも有るが……。
「御主はまだ【天覧武踊】に出とらんからの。この画面に映っとるのは完成した刻印じゃから気にするでない」
紫闇は弥以覇に頷きナレーターの話を聞く。
『古神旧印は初期状態だと一つの点に過ぎませんが他の魔術師と交戦して気絶させることで相手の刻印を奪うことが出来る。こうして刻印が成長し、完成した時に無明都市を一層分解放できます』
古代旧神が何故こんなシステムを作り、彼等自身の手で救わないのかは謎に包まれている。
『日本において刻印の完成者、つまり魔神の称号を得たのは昨年に亡くなった
鉄拳の女帝《白鳥マリア》
暴食《夢国亞理栖》
気狂い道化《外山道無》
オール・タイム・キング《神代蘇芳》
の去年までの世界最強四名と、彼等を倒し彼等に次ぐ都市解放者となった
《皇皇皇/すめらぎこうのう》
《夢絶叶/むぜつかの》
《ミディア・ヴァルトシュタイン》
《白良々木眩》
新たな四名の魔神です』
日本は無明都市を消し去ったが他の国はまだ被害者が闇を払うことを待ち望んでいる。
多くの人命と関係者の救済を行うべく魔術師は天覧武踊を盛り上げて数多くの戦いを乗り越え、刻印の完成を急がねばならないのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ