第5話 開いた口がふさがらない
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『歯も折れてるわね。お大事に』
おい、やったのお前らだろうが!
「いきなりなんなんさ!?」
アレ?いつの間に傷が消えてる!?なんだアレ魔法か?魔法なのか?
「つまみ食いはメッ、だよ?」
「う、ハ〜イ」
ハルが大人ぶって(中身はそうだが)注意をすると海斗も反省しているのか頷く。
「って、ハルこの声誰なんだ?」
先程から聞こえている女性の声の主を唯一知っているであろう人間に問いただす。
「ああ、彼女は『庵治戸』のコントロールをしているAI、『シイナ』だよ」
『紹介に預かったシイナよ。よろしく』
「ああ、よろしく」「よろしくさ」
「で、彼らが僕の友人の東堂朔也と南海海斗だよ。2人には通行許可を出してあげてね」
『ん、海斗と朔也ね。確かに登録し(おぼえ)たわ』
ハルを介しての自己紹介を済ませ、機能の説明に入る。
「オペレーションルームでは庵治戸の管理はもとより、海鳴市の各所に配備されたセンサー類の機器によって魔力を監視することも出来るようになっているんだ」
ああ、もちろん画像も出せるよと言ってハルは手近なモニターに海鳴市に配置されているであろう一台のカメラの映像を出す。そこには…
「『「「…なにやってんだ(さ)(るんですか)、アイツ」」』」
公園で見た少女、なのはちゃんの後ろを歩いている北郷一輝…セカンドだった。
この瞬間はこの場にいる全員(AIも)開いた口がふさがらなかった。
…ちなみにその後セカンドはなのはちゃんの兄と思われる男性に睨まれて逃走を図った。
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