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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第47話
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政府に対する非難の声明を出し…………その事によってエレボニア帝国政府の国際的立場は孤立し、事実上”四面楚歌”の状況となった。更に”明日は我が身”である事に恐怖を抱いた民達がエレボニア以外の国や自治州へと脱出したり、第三機甲師団のように帝国政府の所業に反感を抱く他の帝国正規軍の軍人達の中には所属している部隊や酷い時は部隊ごと機甲師団から脱走して”ヴァイスラント新生軍”に合流する者達も現れ始め…………それらの予想外の出来事の収拾に帝国政府は奔走する事になり、ヴァイス達の宣言によって陰りを見せていた『国家総動員法』にも更なる大きな陰りの影響が出る事で”ヨルムンガンド作戦”の見直しの恐れの可能性まで出始める事となった。

また…………メンフィル・クロスベル連合とヴァイスラント新生軍も”焦土作戦”によって受けたクロイツェン州の復興の為に今後の侵攻ルートやメンフィル本国からの物資の追加の補給や援軍等、様々な計画を修正する必要が出てきた為、最低でも1週間は本格的な侵攻は中止せざるを得ない状況となった事で、帝国政府が行った”焦土作戦”は双方”痛み分け”という結果となった。

なお、今回のメンフィル・クロスベル連合、第三機甲師団の襲撃によって精強で知られているエレボニア帝国正規軍の中でも”最強”と名高い第四機甲師団の被害は死者、脱走者、反逆者を合わせて全体の5割を失う事になるという大打撃を受けてしまった――――――

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