第47話
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関係しようと、祖国であるエレボニアを侵略者の魔の手から守り、皇帝陛下達の、そしてエレボニアの為に”ヨルムンガンド作戦”を成就させる事が我ら帝国正規軍の役目だ!」
「中将閣下…………」
ナイトハルト少佐はクレイグ中将がメンフィル・クロスベル連合との戦争や帝国政府に思う所があってもなお、軍人としての役目を全うしようとしている事を知ると複雑そうな表情をし
「………………内戦で人質に取られたフィオナさんを見捨てようとした件を考えると、クレイグ中将はゼクス中将のようにメンフィル・クロスベル連合側にはつかないと思っていました。――――――ならば俺達の目的の為に、貴方達もルーファスさんのように死んでもらう――――――クレイグ中将、ナイトハルト少佐!」
クレイグ中将の決意を知ったリィンは静かな表情でかつての出来事を思い返しながら呟いた後クレイグ中将とナイトハルト少佐を討つ覚悟をした。
「若造がよく吠えた!――――――この”紅毛のクレイグ”の首を簡単に取れると思うな!」
「それはこちらのセリフだ、シュバルツァー!帝国軍人として、そしてトールズ士官学院の教官として、トールズ士官学院生でありながら侵略者側についた”裏切り者”は我が剣で始末をつける!」
そしてリィンの宣言に対してクレイグ中将とナイトハルト少佐がそれぞれ戦意を高めてそれぞれが操縦する機甲兵の武装を構えたその時
「よく決意しました――――――”灰色の騎士”。」
上空から状況を見守っていたアルグレオンが降下してヴァリマールの隣に着地した!
「サンドロット卿!?」
「!あの銀色の機体は…………!」
「銀色の”騎神”らしき存在か…………!しかも今の声…………まさか操縦者は女性なのか!?」
アルグレオンの登場に双方はそれぞれ驚き
「幾ら性能は機甲兵を上回る騎神であろうと、二対一――――――それも、操縦者が”達人”クラスが相手では貴方でも厳しいでしょう。――――――私も加勢致します。」
「ありがとうございます、サンドロット卿…………!」
リアンヌの加勢の申し出を聞いたリィンは感謝の言葉を述べた。
「銀色の騎士を駆る者よ――――――貴様は一体何者だ!?」
「先程シュバルツァーが口にした”サンドロット卿”という名前や、声が女性である事からして、まさかかの”槍の聖女”と何か関係があるのか!?」
一方リアンヌやアルグレオンの正体がわからないクレイグ中将とナイトハルト少佐はリアンヌに問いかけ
「我が名はリアンヌ・ルーハンス・サンドロッド。”英雄王”リウイ・マーシルン並びに”聖皇妃”イリーナ・マーシルンを守護する”聖騎士”也。そしてこの銀の騎士の名は”銀の騎神アルグレオン”。」
「な――――――ヴァリマールやオルディーネ以外の”騎神”だと!?」
「それも名は”槍の聖女”とほとんど同じと
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