TURN23 タイの話その六
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られているか」
「そうなっているわ。イタリン軍はスエズに入ろうとしているわ」
「攻めているか。そしてスエズも占領できればな」
「私達にとって大きいわよ」
「しかし本当に大丈夫なのだろうか」
どうしてもだ。レーティアはイタリンへの不安を払拭できなかった。顔にもそれが出ている。
そしてその不安な顔でだ。グレシアに言うのだった。
「イタリンはな」
「ドウーチェがあれで?」
「悪い人ではないのだがな」
「努力もしてるけれどね」
「あの人はな。嫌いではない」
レーティアは個人的な感情も口にした。
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