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曇天に哭く修羅
第一部
挫折
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が全く実戦を経験していないことも含めて気にせず受け入れるだけの度量も有る。だからこそ俺は彼奴(あいつ)のことが嫌いなんだ)


春斗が裏表の無い、損得抜きで良い友人になれるような人間であるが(ゆえ)、余計に紫闇の駄目さが浮かび上がってしまう。


「エンドや聖持より弱くとも憧れの存在で尊敬すべき対象なんだ。俺にとって江神は理想像とも言うべき魔術師の一人なんだよ」


そんな存在が『強くなれる』と言ってくれたのに終わりにはしたくない。

かといって今のままでは駄目だ。

どうにもならない。

紫闇(じぶん)は彼等のような特別では無かった。

そう証明されている。


「もう終わったも同然だろう……!」

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