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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
運命が動き出す時……。後編
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501とネウロイとの戦闘が始まって、数時間経ったが、未だに戦闘は続いている。
「くそっ!こいつ、バカに硬いぞ!!」
「ホント、固ったいねぇ〜!!」
バルクホルンが、1体の爆撃機型のネウロイに対して、ボヤキつつ、MG42を乱射する中、彼女に続く様に、ハルトマンも次々と銃弾を叩き込んでいく。
二人の近くに居たリーネが、ボーイズ対戦車ライフルを撃ち込んで、追撃を加えるが、そのネウロイの装甲は固く、いとも簡単にボーイズの弾を金属音と共に跳ね返す。
間髪入れずにサーニャが、フリーガーハマーのトリガーを引き、ロケット弾を撃ち込むが、これも、一瞬、装甲に小さな穴を開けただけで、直ぐに再生されてしまう。
「私のボーイズも、あまり効き目がありません!!」
「私のフリーガーハマーもです!!」
「なんて奴ですの!?」
そうペリーヌが呟く様に、圧倒的な硬さと再生力を持つ、爆撃機型ネウロイを前に、歴戦のウィッチ達である彼女達も、思わず困惑を隠しきれない様である。
だが、そんな彼女達に活を入れるかの如く、部隊1の年長者にして、ベテランのウィッチである坂本少佐が、声を張り上げた。
「馬鹿もの!まだ負けた訳じゃ、無い!!撃って、撃って、撃ちまくれ!!!」
そう声を張り上げながら、坂本少佐は、手にした機関銃を撃ちまくりながら、俺とシャーリーに向かって、指示を飛ばす。
「ウィーラー、シャーリー、お前達は左10時の方向に回れ!!」
「「了解っ!!」」
少佐の指示に従い、俺とシャーリーは、ネウロイの左側に回り込みながら、手にしたトンプソンとBARを発砲し、他のメンバーと同様に、ネウロイに銃撃を加えていく。
だが、ネウロイは、相変わらず凄まじい硬さと再生力で、俺達の攻撃をあざ笑うかの様に、装甲を再生させながら、俺達にビームを撃ちまくってくる。
「こんにゃろ〜!!」
「もう1発、派手にやるぞ!!」
そう呟きながら、撃ちまくるシャーリーの傍で、俺はグレネードポーチから、手りゅう弾を取り出すと、先程と同じ様に、安全ピンを引き抜き、安全レバーを外し、信管を作動させるなり、全力でネウロイに向かって、投げつけた。
瞬間、先程と同じ様に、爆音と共に、手りゅう弾は炸裂し、破片をまき散らし、ネウロイを攻撃するが、これも余り効果が無く、ネウロイは装甲を再生させていく。
「化け物がっ!」
「本当にキリが無いな!」
俺とシャーリーは、その様子を見ながら、悪態を付く様に、ボヤいている中、そのネウロイは、俺とシャーリーに向け、ビームを撃ち込んでくる。
すかさず、俺とシャーリーは、その攻撃を躱しつつ、ネウロイとの距離を取る。
んで、ネウロイとの距離を取りながら、”ある事”を思い出した俺は、シャーリーに、再び問いかける。
「なぁ、新兵器のロケットポッドを使っても良いよな!
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