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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
運命が動き出す時……。後編
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対し、ミーナ中佐はそう答えると同時に、爆撃型ネウロイとの戦闘を行っていた他のメンバーに対して、退避を指示する。
この退避指示に従い、ネウロイを囲む様にして、銃撃を加えていた他のメンバーが、一斉にクモの子を散らす様に退避するのが見え、それを確認した俺は、先程、彼女に言った合図を出す。
「いくぞ……。3……、2……、1……今だっ!!」
そう言って、俺はロケット弾の発射ボタンを押し込んだ!!!
瞬間、トンプソンやBAR、MG42と言った銃器はおろか、サーニャの持つフリーガーハマーの発射音とは、全く比べ物にならない凄まじい轟音と共に、ロケット弾が次々と発射され、最終的には8発のロケット弾がネウロイ目掛け、飛んで行った。
時を同じくして、傍にいたシャーリーもBARのトリガーを引き、俺のロケット弾攻撃に続く様にして、ネウロイに銃弾を撃ち込んでいく。
そうして、撃ち込まれたロケット弾及び、BARの銃弾が次々と爆撃型ネウロイの装甲に着弾した瞬間、凄まじい爆音と爆炎にネウロイに包み込まれた。
『GYAAAAAAAAAAAAAA!!!!』
俺とシャーリーの攻撃によって、真っ赤な炎に包み込まれたネウロイは、まるで地獄の底から聞こえてきた断末魔の様な、この世の物とは思えない凄まじい金属音を上げ、それと同時に、ロケット弾と銃撃によって装甲が外れたネウロイは、コアを露出させる。
「ウィーラー、コアだ!トドメをさせ!!」
「あぁっ!!」
コアの姿を確認したシャーリーが、俺に更なる追撃を叫び、俺はそれに答える様にして、再びロケット弾の発射ボタンを押した!
その瞬間、再びロケット弾のブースターが点火し、勢い良くロケット弾ポッドから、飛び出すと、コアを目掛け、一直線に飛んでいく。
『AAAAAAAAAAAAAAA!!!』
そのロケット弾を前に、まるで悲鳴の様な金属音を上げつつ、ロケット弾を迎撃するべく、ビームを撃ちまくるネウロイであったが、そのビームが当たる事は無く、再生途中の装甲の中にあるコア目掛け、ロケット弾は飛び込んでいった。
そして……コアに命中したロケット弾の信管が作動し、ロケット弾は凄まじい轟音と共に爆発!コアは、一瞬にして粉砕された!!
『GIAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』
コアを失ったネウロイは、再びこの世の元は思えない地獄の叫びの様な、断末魔を上げながら、ネウロイは白い破片となり、砕け散っていった。
その戦闘行為の果てとは思えない、何処か美しさを感じる光景を前にし、俺は戦闘で息を整える様に荒く呼吸していると、シャーリーが俺の傍にやってくるなり、背中をパンッ!と叩きつつ、満面の笑みでこう言ってくる。
「やるじゃん、ウィーラー!初戦闘で中型ネウロイを2機撃墜なんてさ
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